採卵は経膣超音波をみながら膣壁から卵巣に細い針を刺して、卵胞内にある卵子を吸引して回収します。
基本的に局所麻酔下で行いますが、患者様のご希望によっては静脈麻酔で行うことも可能です。どの麻酔方法で行うかは患者様とご相談の上決めさせていただきます。
当院では一般的な採卵針と比較して細い採卵針(21ゲージ)を用いて採卵を行います。このため採卵時の痛みも少なく、また採卵後の出血も少なくなり、安全に採卵をおこなうことができます。
採卵自体は15分前後で終わりますが、採卵後しばらくの間、回復室で休んでいただくことになり、帰宅はお昼頃となります。