① 鼻から吸入することによって脳へ伝わる
鼻から入った香りの分子は電気信号に形を変え、脳の中枢部へ直接届きます。五感の中でも脳に素早く直接作用するのは嗅覚のみであり、記憶や情動に働きかけます。脳は香りの情報を判断し自律神経や内分泌系を整える手助けをするため、リラックスやリフレッシュ効果を促します。
② 口や鼻から呼吸することで肺から血流に入り全身をめぐる
香りの分子は呼吸により酸素と共に肺の毛細血管から吸収され、血流にのって全身に巡り作用します。
③ 皮膚に塗布することから血流に入り全身をめぐる
精油の香り分子は、皮膚を透過するくらい小さく皮脂に溶けるため、容易に皮膚を通過し体内に吸収されます。体内に入った香りの分子は、呼吸から入った場合と同様に全身を巡ります。アロマセラピーとセットで用いられることの多いマッサージは、血行を促進しさらに作用を高める効果もあります。